千野りさ in モコ谷塾 2004年6月13日(日) ~tenten(ヤンモコ+モコ谷塾/アドフォーカススタジオ)
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ヤンモコは3回参加しましたが、モコ谷塾は初参加です。
今回は
写真家アーヴィング・ペン(Irving Penn)の行っていたライティングをモコ谷先生が再現してくださいました。


事前にポールキャット(マンフロット社のオートポール)4本を四隅に立てておく。ポールキャットは天井にくっつけて少し離れたところから見て、垂直を確認してから締める。
(1)床にトレペ(今回は110mm巾のものを使用)を2枚広げる。2枚合わせて正方形な感じで。 (2)トレペの長辺どうしを両足で伸ばしながらセロテープで貼っていく。 (3)短辺側の端っこから5cmくらいのところで一直線に貼っていく。テープは長くはみ出すように。 (4)トレペの四隅を持ち上げ、ポールキャットの中心にずらす。
(5)脚立で登りながら、先ほどはみ出していたテープでポールキャットに貼る。 (6)仮止めなので、後で剥がせるように。貼るときは螺旋状に巻きつける。 (7)床中央に布バックを敷き、床から伸ばそうとする部分を135°の角度にする。ホッケースティックと言うのだ。 (8)バウンス板を置き、90°くらいに狭める。布バックを伸ばしていき上部をエレンクリップで止める。
(9)バウンス板の高さにトレペを揃える。トレペがピンと張るようにしてテープを貼り直す。 (10)両側にライトスタンドを立て、ストロボをセットする。 (11)モデリングランプを点けて位置を確認する。トレペを通して天井から光を落とすように。 (12)これはセンチュリーアームと言いまして、トレペやフラッグを垂らしたりするのに使ったりー
(7)「ホッケースティック」とはダンス用語らしい。

(10)
ストロボをセットする時の順序
1.ライトスタンドを置き足を開く。トラス構造になるようにすると安定する。
2.ヘッドを取り付け、スタンドの首を伸ばす
3.ヘッドのコードをジェネ(ゼネ)に挿す。必ず「ガチ」っと行くまで(緩いとピンが焼けてしまうので注意)
4.ジェネにACコードを挿す(これもしっかりと)。
5.最後に電源を入れる。

(12)センチュリーアームに物をセットする時、アームのネジが締まる向きに合わせて重さが掛かるようにセットすることがポイント(逆だとセットした物の重みで緩んじゃうのだ)。

(14)このライティングは天井からトレペを通して拡散された光が落ちてくる。前後左右にモデルが動いても露出は変わらないが、下に行けば行くほど暗くなっていく。
(13)カポック(発泡スチロールのレフ)に突き刺してハレ切りに使ったりしますー。 (14)完成!



作例です。クリックすると写真が大きく見れます。
03以降はストロボは片側1灯になっています。


01

02

03

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06

おまけ!


ヴイヴイ♪


機材:キヤノンEOS-1D、EF17-35mmF2.8L、EF50mmF1.4